ConoHa VPS のプライベートネットワーク設定

手順は以下ページにある。

https://support.conoha.jp/v/privatenetwork/

振り当てられたIPv4アドレスを、自分で設定する必要がある。

CentOS8では、コンソールで設定する場合は、nmcliコマンドを使うのが推奨されているらしい。

https://access.redhat.com/documentation/en-us/red_hat_enterprise_linux/8/html/configuring_basic_system_settings/getting-started-with-system-administration_configuring-basic-system-settings#configuring-a-static-ethernet-connection-using-nmcli_configuring-and-managing-network-access

マニュアルに従い、IPv4アドレスを以下のように設定した。

1)デバイスの確認

nmcli device status

デバイスeth1があるが、まだコネクションが定義されていない状態。

2)コネクションの設定

コネクション名もeth1として、アドレスは10.10.10.3の場合、以下のように設定した。

nmcli connection add con-name eth1 ifname eth1 type ethernet
nmcli connection modify eth1 ipv4.address 10.10.10.3/24
nmcli connection modify eth1 ipv4.method manual
nmcli connection modify eth1 connection.autoconnect yes

3)コネクションのDown/Up

nmcli connection down eth1
nmcli connection up eth1

デバイス状態にて、eth1もconnectedとなったことが確認できた。

NATトラバーサル機能の無効化

クラウドにSoftEtherVPNサーバーを設置して、ファイアウオールでListnerポートを開ける前にクライアントから接続できないことを確認しようとしたら、あっさり接続できてしまった。デフォルトでは、NATトラバーサル機能が有効になっているため、管理ポートへの接続できない場合には、NATトラバーサル機能で接続してしまう。

adminip.txtのIP制限だけでいいという考えもあるが、ファイアウオールによる接続制限も有効にしたいので、サーバー側のNATトラバーサル機能を無効にする。

(繋がった時の状況)

状態としては、以下。ファイアウォールはL2Tp/IPSec用の設定となっている。

  • サーバーはデフォルトで NATトラバーサル機能が有効
  • ファイアウオールで、Listner ポートは開放していない
  • サーバーのFirewallDでは、ssh,dhcpv6-client,ipsecが許可
  • ニフクラのファイアウォールではssh,udp500,4500を許可※
  • OUT側の制限は共になし

※ニフクラでは、自分で設定したもの以外にデフォルトルールが設定されている

https://cloud.nifty.com/spec/fw/default.htm

SoftEther VPNサーバー管理マネージャー で、接続先ホスト名「サーバーのホスト名」、ポート「Listnerのポート」を指定して接続すると繋がってしまう。NATトラバーサル機能で繋がっている。TCPコネクションを見ると、Listnerポートでは接続しておらず、プロセス内での接続が発生してるだけ。

# ss -np | grep vpnserver
tcp ESTAB 0 0 127.0.0.1:40000 127.0.0.1:45962 users:(("vpnserver",pid=3282,fd=81))
tcp ESTAB 0 0 127.0.0.1:45962 127.0.0.1:40000 users:(("vpnserver",pid=3282,fd=80))

接続先ホスト名「サーバーのホスト名/tcp」としてtcp接続に限定すると、期待通り接続に失敗する。

SoftEther VPN サーバー管理マネージャ

(NATトラバーサル機能について)

https://ja.softether.org/4-docs/2-howto/6.VPN_Server_Behind_NAT_or_Firewall/1.Dynamic_DNS_and_NAT_Traversal#NAT_.E3.83.88.E3.83.A9.E3.83.90.E3.83.BC.E3.82.B5.E3.83.AB.E6.A9.9F.E8.83.BD

ファイアウオールがあっても穴を作って通しちゃうという素晴らしい(というか恐ろしい)機能なので、扱いが要注意。開発者さんの以下ブログを参照。

http://d.hatena.ne.jp/softether/20121128#p2

http://d.hatena.ne.jp/softether/20121128#p7

「日本国内の 約 95.7% のファイアウォール・NAT を「外から内に」通過することができます。」とあるのが非常に興味深い。この数値はどう測ったのだろうか。

クライアントではTCP接続できないと、「/tcp」の指定が無ければNATトラバーサルで接続する仕様になっているらしい。

https://ja.softether.org/4-docs/3-kb/VPNFAQ011

(NATトラバーサルの無効化方法)

管理ポートの接続は確実に制限したいのでサーバーのNATトラバーサル機能を無効にする。サーバー停止した状態で、コンフィグファイルを編集することで、サーバー側のNATトラバーサル機能を無効にできる。

cd /usr/local/vpnserver
cp -p vpn_server.config vpn_server.config.org
vi vpn_server.config
-------------------------------
:
declare ServerConfiguration
{
:
bool DisableNatTraversal true
:
-------------------------------

再起動すると、管理ListnerのTCPポートを閉じた状態では、クライアントから接続できないことが確認できた。

SoftEther VPNでL2TP/IPSec

ConoHaのVPSサーバー(CentOS 7.6)にインストールしたSoftEther VPNでL2TP用のサーバー設定した時の作業メモ。

利用目的としては、 外で公共Wifiを使う時のセキュリティ対策と、サイト管理作業時のIPアクセス制限をVPSサーバーに限定するため。後、東京リージョンのサーバーなので、地方や海外でもradikoでJ-Waveが聴けるというメリットもある。

1.管理マネージャーからの設定

https://ja.softether.org/4-docs/2-howto/L2TP_IPsec_Setup_Guide/1

1)不要機能の無効化

管理マネージャーから以下をすべて無効にする。

  • OpenVPN / MS-SSTP
  • ダイナミックDNS ※configファイルの書き換え
  • VPN Azure

2)余分なリスナーを削除

 使わないリスナーは削除する。

3)暗号化と通信関係の設定

「使用する暗号化アルゴリズム」はデフォルトから強いものに変更。

「インターネット接続の維持機能を使用する」のチェックを外す。

4)仮想HUBの設定

「DEFAULT」があれば削除して、新たに適当な名前でデフォルト用Hub(以下、仮にHubDummy)と利用するHub(以下、仮にHubReal)を作成する。

  • 「匿名ユーザーに対してこの仮想HUBを列挙しない」にチェックを入れる。
  • 最大同時セッション数の制限を設定する

5)IPSec / L2TP 設定

「L2TP サーバー機能を有効にする(L2TP Over IPSec)」を有効にする。

「IPSec事前共通鍵」を適当に設定。

「接続時のユーザー名で仮想HUBが省略された場合に接続する仮想HUBの選択」にHubDummyを設定する。

6)仮想NATおよび仮想DHCPサーバー機能

HubRealの 「仮想Hubの管理」から「仮想NATおよび仮想DHCPサーバー機能」を開いて、

「SecureNAT機能を有効」にする。

「SecureNATの設定」で、「仮想NAT機能を使用する」と「仮想DHCPサーバー機能を使用する」にチェックを入れる。

7)ローカルブリッジ設定

新しいローカルブリッジを定義する。

以下にあるようにtapデバイスを使うようにした。

https://ja.softether.org/4-docs/1-manual/3/3.6#3.6.9_tap_.E3.83.87.E3.83.90.E3.82.A4.E3.82.B9.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8

仮想HUBにHubRealを選択し、「作成する種類」は「新しいtapデバイスとのブリッジ接続」を選択して、「ローカルブリッジ」を追加する。

8)ユーザーの作成

HubRealの「仮想HUBの管理」から、ユーザーを作成する。とりあえずはパスワード認証で。

2.ポート開放

使用するポートは、UDPの500と4500。

https://ja.softether.org/3-spec#SoftEther_VPN_Server_.E3.81.AE.C2.A0L2TP.2FIPsec_.E3.82.B5.E3.83.BC.E3.83.90.E3.83.BC.E6.A9.9F.E8.83.BD.E3.81.AE.E4.BB.95.E6.A7.98

サーバーでIPSecのポートを公開する。

firewall-cmd --permanent --add-service=ipsec
firewall-cmd --reload

3.クライアント接続

SoftEtherのサイトのチュートリアルはここ。

https://ja.softether.org/4-docs/2-howto/L2TP_IPsec_Setup_Guide

3.1 Windows10からの接続

SoftEtherのサイトはWindows7のままなので、以下サイトが参考に。

http://www.seil.jp/doc/index.html#fn/pppac/use/pppac-client/win10_l2tp.html

ユーザー名は、「ユーザー名@HUB名」を入れる。 事前共有キーは、「IPSec事前共通鍵」のこと。

3.2 iPhone/iPadからの接続

iOS12.1.4の場合、「設定」から「VPN」で、「VPN構成を追加」で設定できる。タイプは「L2TP」にし、 アカウントは「ユーザー名@HUB名」、 シークレットに「IPSec事前共通鍵」を設定。

SoftEtherのサイトは 、古いiOSで英語版だけど参考まで。

https://ja.softether.org/4-docs/2-howto/L2TP_IPsec_Setup_Guide/2

SoftEther VPNサーバーのインストール

ConoHaのVPS(CentOS7)に、SoftEther VPNサーバーを入れた時のメモ。

(SoftEther VPN)

https://ja.softether.org/

(インストール手順)

https://ja.softether.org/4-docs/1-manual/7/7.3

1.事前準備

必要なソフトを入れる。

 yum install gcc 

2.インストール

(ダウンロードページ)

https://www.softether-download.com/ja.aspx?product=softether

コンポーネント「SoftEther VPN Server」、プラットフォーム「Linux」、CPU「Intel 64 / AMD 64(64 bit)※」を選択する。(※念のため、サーバーの/proc/cpuinfoで確認)

最新のものをサーバーで取得する。

wget ダウンロードURL 

後は、インストール手順通りに進める。

(インストール作業)

tar xzvf ダウンロードファイル
cd vpnserver/
make ※質問にはすべて1を入力

vpnserverディレクトリを、/usr/localに配置してパーミッションを変更する。

cd ..
mv vpnserver /usr/local
cd /usr/local/vpnserver
chmod 600 *
chmod 700 vpncmd
chmod 700 vpnserver

解凍したvpnserverフォルダがフルアクセスだったので、一応、このパーミッションも変更した。

cd ..
chmod 700 vpnserver

3.動作確認

vpncmd の check コマンドによる動作チェックを行う。

cd vpnserver
./vpncmd

コマンドで、「3」を入力して「VPN Tools」に入り、 「check」を入力して動作確認を行い、「exit」で終了。

4.サービス登録

公式ページのインストール手順では、スタートアップスクリプトとなっているが、CentOS7ではサービス登録にする。サービス登録の内容は、以下ページが参考になる。

https://qiita.com/salt_field/items/5969f7d7a8612e150bda

サービス登録までを行う。

 vi /usr/lib/systemd/system/vpnserver.service 
----------------------------------------------
[Unit]
Description=SoftEther VPN Server
After=network.target
[Service]
Type=forking
ExecStart=/usr/local/vpnserver/vpnserver start
ExecStop=/usr/local/vpnserver/vpnserver stop
[Install]
WantedBy=multi-user.target
----------------------------------------------

systemctl daemon-reload
systemctl enable vpnserver

5.NATトラバーサル、ダイナミックDNS機能 、IPv6リスナー の無効化

NATトラバーサルが有効のままでは、ファイアウオールに関係なくSoftEther VPNサーバー管理マネージャから接続できてしまうので、無効化する。

コンフィグファイルを直接編集し、ダイナミックDNS機能 、IPv6リスナーも使わないので同時に無効化する。 。

cd /usr/local/vpnserver
cp -p vpn_server.config vpn_server.config.org
vi vpn_server.config
-------------------------------
:
declare DDnsClient
{
bool Disabled true
:
:
declare ServerConfiguration
{
:
bool DisableIPv6Listener true
bool DisableNatTraversal true
:
-------------------------------

6.管理者パスワード設定

管理者ログインのIPアドレス制限の設定を行う。

cd /usr/local/vpnserver
vi adminip.txt
-------------------------------
127.0.0.1
XXX.XXX.XXX.XXX   ※6.で接続するクライアントIPアドレス
-------------------------------

vpnserverを起動し、コマンドにて管理者パスワードを設定する。

systemctl start vpnserver 

cd /usr/local/vpnserver
./vpncmd
:
Select 1, 2 or 3: ※1を入力
:
Specify Virtual Hub Name: ※そのままリターン

Specify Virtual Hub Name: ※そのままリターン

VPN Server>ServerPasswordSet
:
Password: ※パスワード入力
Confirm input: ※パスワード再入力
:
VPN Server>quit

7. VPN サーバー管理マネージャから設定

Windows端末にて、ダウンロードページから、「SoftEther VPN Server Manager For Windows」をダウンロードして、サーバー管理ツールをインストールする。

サーバー側で必要なポートを開放する。とりあえず443ポートで接続する場合は以下を実行。

firewall-cmd --permanent --add-service=https
firewall-cmd --reload

サーバーアドレスと管理者パスワードを設定して接続して、目的に応じた設定をしする。

DNS Flag Day対応

DNS Flag Dayの対応状況について、少し調べてみたこと。

(JPNICのBLOG)

https://blog.nic.ad.jp/blog/dns-flag-day/

https://blog.nic.ad.jp/blog/dns-flag-day-2019-feb-01/

自分のドメインのネームサーバーの対応状況は以下サイトでチェックできる。

(DNS Flag Day対応チェックサイト)

https://dnsflagday.net/

https://ednscomp.isc.org/ednscomp

MicrosoftのDNSの対応状況は、とりあえずは問題ないが上記サイトで実行すると
“Minor problems detected (軽微な問題が検出されました)”  となる。

(Microsoftの発表)

https://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-dns-flag-day/

https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-dns-flag-day/

Azure DNSに関して、
“Minor problems detected
(軽微な問題が検出されました)”となるが、実運用上は現時点では問題なく、修正はおいおいやってくよということらしい。

Windows Server 2008R2のDNSサーバーを調べてみたら、同じ状況で
“Minor problems detected (軽微な問題が検出されました)” となる。

最近、ConoHaにサーバーを徐々に移しているので、ConoHaのDNSサーバーをこの際使わせてもらおうかと思ってチェックしたら、
“Minor problems detected (軽微な問題が検出されました)” となった。ConoHaサポートに対応予定を問い合わせたところ、今日の時点ではまだ返事はない。

ちなみに、同じGMOグループの「お名前.com」と「バリュードメイン」のDNSサーバーは”All ok (問題なし)” であった。

(バリュードメインのお知らせ)

https://www.value-domain.com/info.php?action=press&no=20190131-1

この機会に、いろいろ散らばっているDNS設定をどこかにまとめたいところだが、さてどうしようか。できればConoHaに寄せたいから、とりあえずConoHaの様子見するか。