CentOSで、プライベートLAN側のセキュリティー設定についてのメモ。
1.現状のゾーン設定確認
以下コマンドで確認すると、プライベートネットワークeth1は、デフォルトのpublicになっている。
# firewall-cmd --get-active-zones public interfaces: eth0 eth1
2.プライベート用のゾーン作成
プライベートネットワーク用のゾーンprivateを作成する。
以下コマンドでOK。
firewall-cmd --new-zone=private --permanent
許可するサービスを追加。httpを追加の場合は以下。
firewall-cmd --permanent --zone=private --add-service=http
定義ファイル/etc/firewalld/zones/private.xmlを直接修正するでも良い。
以下は、ssh(※ポート変更済み)とnfsを有効とした場合。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <zone> <short>private</short> <description>private lan</description> <service name="ssh-XXXX"/> <service name="nfs"/> </zone>
定義を読み込む。
firewall-cmd --reload
3.ゾーンへのネットワークインターフェースの割り当て
firewall-cmd --zone=private --change-interface=eth1 --permanent
警告メッセージが出るので、以下でやる方がいいかもしれないが、上記コマンドで特に問題はない。
以下コマンドで、eth1に対しては、ゾーンprivateが適用されていることを確認。
# firewall-cmd --get-active-zones public interfaces: eth0 private interfaces: eth1